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2023.05.05
/ブログ
企業への忠誠心、どこから来るの?
みなさん、こんにちは!waapooです。
GWをいかがお過ごしですか?
わたしたちwaapooが目指す究極の未来は、自由で多様性に富んだ社会です。
そのためにwaapooは、女性が自己実現を果たせる場所を提供し、
女性が活躍できる環境を作ることを目指しています。
今回は、企業に雇用されている方を例に、
なぜ、企業に対し、忠誠心を尽くして働くのか、考えてみました。
念のため補足しますと、忠誠心が悪いというわけではなく、
働き方の多様化は、労働に対する働き手の気持ちや考えも多様化することから、
今一度、当然として根付いた文化である忠誠心について考えてみた、ということです。
良し悪しの問題では決してありません。
なぜ、日本人は企業に対して、こんなにも忠誠心を示せるのだろうか?
それは、戦後の経済発展が労働社会に与えた影響が大きいと思います。
1 戦後の経済発展が大きく関係している
「終身雇用制度」の考え方が基礎概念としてあります。
これは、日本の戦後の経済発展期において、大企業が社員を長期雇用し、その社員には安定した給与や福利厚生が提供されることで、社員が企業に対して忠誠心を抱くようになったものです。
日本人が企業に対して忠誠心を示す理由は、いくつかあります。
まず、日本文化には、
・集団主義や敬語など、個人よりも集団や上司に対する尊重や忠誠心を重視する傾向がある
・日本の教育制度は、競争よりも協調性の働き方を重視しており、その影響もある
とされています。
さらに、戦後の日本は労働者が不足していました。
企業は、社員に雇用や福利厚生を提供し、優秀な人材を確保することが当たり前でした。
このような背景から、企業は社員に長期的な雇用を提供し、その見返りとして、社員の忠誠心を当然のように求めるようになりました。
2 労働社会の変化で労働者の心理に変化が生じる?
労働社会の未来は、終身雇用制度の崩壊やグローバル化、そして副業解禁によって、多様な人々が様々なキャリアを選択できるようになってきました。
また、副業解禁によって、女性の自己実現やキャリアアップの機会は確実に増えると思います。
労働社会で自己実現が可能になると、今までのような忠誠心の文化は残るのか、疑問です。
企業に対して忠誠心を持つことは、企業と個人にとって相互信頼関係を保つ一方、個人の自己実現を妨げることもあります。これは、女性に限らず、企業という組織に参加する問題のひとつとして忠誠心を強いられることがあげられます。
3 忠誠心→コミュニティが重要
労働社会の変化により、忠誠心より、コミュニティの文化が発展し重要になるでしょう。
良い仕事は企業文化が重要で、今の日本経済の礎を作った先人の努力は素晴らしいものがあります。
文化は一両日中には作れないので、戦後復興に忠誠心が寄与したことは間違いありません。
わたしたちは、柔軟に働ける社会を実現したとき、先人の努力に深く感謝しなければいけませんね。
では、わたしたちwaapooができることはなんでしょうか?
(1) 自己実現の機会
(2) 女性起業家支援
(3) 副業の支援
(4) 女性同士のネットワーク
これらと思っています!
ぜひ、waapooで「あなたらしく働く」ことを実現してください!
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